筑西市議会 > 2021-06-11 >
06月11日-議案質疑・委員会付託-07号

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  1. 筑西市議会 2021-06-11
    06月11日-議案質疑・委員会付託-07号


    取得元: 筑西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 3年  6月 定例会(第2回)                 令和3年第2回              筑西市議会定例会会議録 第7号令和3年6月11日(金) 午前10時開議                                            令和3年第2回筑西市議会定例会議事日程 第7号                           令和3年6月11日(金)午前10時開議第1 議案第59号 財産の取得について   議案第60号 工事請負契約の締結について   議案第61号 工事請負契約の締結について   議案第62号 市道路線の廃止について   議案第63号 市道路線の認定について   議案第64号 筑西市伊佐山排水樋管管理事業基金条例の制定について   議案第65号 令和3年度筑西市一般会計補正予算(第3号)   議案第66号 令和3年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   議案第67号 筑西市手数料条例の一部改正について                                     (以上9案一括上程)第2 議案第68号 地方独立行政法人茨城西部医療機構中期計画の変更について   議案第69号 令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)                                     (以上2案一括上程)                                 本日の会議に付した案件 日程第1 議案第59号ないし議案第67号 日程第2 議案第68号及び議案第69号                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 慎治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       赤荻 利夫君      市長公室長     渡辺 貴子君   総務部長      高島 健二君      企画部長      山口 信幸君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      渡邉 千和君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    平間 雅人君   こども部長     岡本はるみ君      経済部長      伊坂 保宏君   土木部長      阿部 拓巳君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      古幡 成志君   農業委員会事務局長 田所 秀一君      秘書課長      飯山 正幸君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        川﨑 智史君                                           〔議長 増渕慎治君議長席に着く〕 ○議長(増渕慎治君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員の出席者は、前回のとおりであります。 議会運営委員会委員長に、議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 赤城正德君。          〔議会運営委員会委員長 赤城正德君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長赤城正德君) 議会運営委員長の赤城でございます。委員会の皆さんの満場一致の下に委員長に推薦されました赤城です。よろしくお願いいたします。そして、ただいま議長のお許しを得て、報告前に一言ご挨拶申し上げます。 まず最初に、執行機関の長であります須藤市長が3期目のご当選、誠におめでとうございます。市長には、失敗は恐れず、この都市、筑西市のために努力をしていただきたい、そう思います。 なおまた、私の前の議会運営委員長、榎戸委員におきましては長い間、どうもご苦労さまでございました。 私は、議会運営委員会をまず融和と前進という旗印を挙げて、この議決機関の運営委員会を経営してまいりたい、そう思います。委員の皆さん並びに議員の皆さんのご協力を切にお願い申し上げます。なおまた、議決機関である須藤市長を頂点といたします執行者の皆さん、よろしくお願いいたします。 それでは、ただいまより議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 円滑な議会運営を図るべく、6月9日、当委員会を全員協議会室に招集し、正副議長出席の下、開催いたしました。 市長より議案第68号、議案第69号が追加提出され、協議の結果、これを日程第2として上程することに決定いたしました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(増渕慎治君) ただいま報告のあった追加議案は、先に配付いたしております。 本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第59号「財産の取得について」から議案第67号「筑西市手数料条例の一部改正について」まで、以上9案を一括上程いたします。 これら9案につきましては、すでに説明が終了しております。直ちに質疑を願いますが、議案につきましては、各常任委員会に付託し、詳細な審査をお願いしたいと存じますので、質疑は総括的なものに、とどめていただきたいと存じます。 なお、重複する質疑や、すでに回答があったと判断されるものにつきましては、できるだけご遠慮いただきますようお願いいたします。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の議案質疑についての各議員の発言はそれぞれ30分、質疑回数は一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い発言を許します。 19番 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) おはようございます。私が質問したいのは、議案第65号、一般会計補正予算についてです。ページは19ページ、中段よりもちょっと上のところにありますけれども、商業活性化補助事業200万円というものです。今のコロナの大変な中で、もしかしたら私たちの常識とは違う動きがあるかもしれないなということで、非常に注目をして質問をするわけですけれども、議案説明のときにコロナの中でも空き店舗の活用をしたいという相談申請が予想を上回っているということでしたので、その状況がどうなのかという点についてお聞きしてまいります。 当初予算では350万円で、これはまず想定した件数は幾らだったか。 それと、今回200万円の増額でどういうふうに想定をしているのか。まず、そこから質問していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(増渕慎治君) 三浦譲君の質疑に答弁願います。 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 三浦議員さんのご質問にご答弁いたします。 空き店舗活用補助金は、改装費補助ともう1つ、賃借料補助の2種類がございます。改装費補助は、対象経費の2分の1、上限額は50万円でございます。賃借料補助については、対象経費のやはり2分の1、限度額は月額5万円で、12か月分の補助となっております。 今年度当初予算350万円で想定した申請件数については……          (「350万」と呼ぶ者あり) ◎経済部長(伊坂保宏君) (続)失礼しました。今年度当初予算350万円で想定していた申請件数については、昨年度申請され、今年度も継続して対象となる件数が3件、今年度新たな申請件数が5件、合わせて8件を見込んでいたところでございます。あくまでも、今年度分については想定で予算計上させていただきました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 今回増額200万円というのは、どれだけの見込みということでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 今回の200万円につきましては、現在相談中のものが3件ございます。それと、前年度3件の予定でいましたが、3月に申込みがありまして、1件増えておるということと、あと新規の見込みを2件入れまして、200万円の増額補正をお願いしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) まず、最初にも言ったように、コロナだから、なかなか空き店舗を活用して積極的に打って出ようというのは考えにくい、常識ではですね、という状況なのですが、それにもかかわらず積極的に展開しようという意欲が感じられます。 それでは、いろいろな業種があると思いますが、過去3年間でどういう動きがあったかと、相談、申請、相談もいろいろあったと思います。それから、申請に至った件数、その推移をお願いします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 今までに申請件数が一番多い業種については飲食業でございますが、そのほかの業種については申請数が少ないため、年度ごとにお答えいたします。 平成30年度の相談件数は今記録がございませんで、お答えできませんが、申請件数は継続したものが5件、新規5件、計10件でございます。新規申請5件の業種につきましては、飲食業が3件、保険業1件、福祉業1件でございます。 令和元年度の相談件数は14件で、申請件数は継続3件、新規3件、計6件でございます。新規3件の業種につきましては、飲食業1件、整骨院1件、美容業1件でございます。 令和2年度の相談件数は20件で、申請件数は継続1件、新規7件、計8件でございます。新規7件の業種は、飲食業4件、鍼灸院1件、学習支援業1件、サービス業1件でございます。 令和3年度、今年度でございますが、相談件数は10件で、申請件数は継続4件、新規4件の計8件でございます。新規4件の業種は、飲食業1件、福祉業1件、学習支援業1件、小売業1件でございます。 相談の内容につきましては、具体的な出店の相談のほかにこれから創業をしたい、空き店舗を探している、補助金について知りたい等の相談も含まれております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 分かりました。申請に至るというのはやっぱり限られてはいるかなという数字ですけれども、相談のほうは2桁にいっていて、なかなかみんな模索しながらも前に出たいという意欲が感じられます。これをもともと後押しをできるような、そういう環境づくりがこれから必要だというふうに思いますけれども。 これらの当初予算に比べても増えていると、相談件数も令和3年度はまだ、まだというか、まだ始まったばかりというか、半期前ですから、10件というのは。ですから、今後年度内に20件にまであるいはいくかもしれないと、こういった傾向を担当のほうではどういうふうに分析しているでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 コロナ禍におきまして、新規申請者が昨年度7件、今年度4件と例年に比べて増加傾向が見られます。 その要因として3つ考えられますが、1点目は平成28年度から開始しました本事業が周知されてきていること。2点目として、新たな出店を考えている事業者ができるだけ経費を抑えるため、該当する補助金の情報を収集していること。3点目として、コロナ禍の今だから、よい物件が見つかる状況であることなどが考えられます。 今後もコロナ禍のリスクを負いながら、事業者への支援及び空き店舗が減少することで、地元商店街の活性化につながるような事業を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
    ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 分かりました。私3つ目のこの要因、コロナで逆によい物件を見つけやすいという、その逆転的な発想と動きがあるのだなというのが分かりました。積極的に情報発信をすればもっと、あるいは増えるかもしれない。呼び込み型もできるかもしれないという可能性を感じました。 確認しておきますけれども、地域的にはどういったところでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 基本的にこの補助金が使えるのは市街化区域内、商業施設がメインになりますが、そういう場所で、稲荷町通りなんかも何件か入っております。 以上でございます。          (「あとは、例えば玉戸だとか」と呼ぶ者あり) ◎経済部長(伊坂保宏君) (続)はい。あと、玉戸のほうとかもなります。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) ぜひこの動きはとても我々も注目しなくてはいけないかなと思いますので、積極的なPR、物件紹介はもちろんですけれども、コロナだから来ませんかみたいなキャッチフレーズだとか、そういったふうにぜひ力を入れていってほしいなというふうに思います。私の質問は以上で終わります。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 皆様、おはようございます。議席番号6番 明政会、小倉ひと美でございます。 初めに、議案第59号「財産の取得について」質疑をさせていただきます。この議案は、小学校入学祝品支給事業の1つで、令和4年度の新入学児童へ送るランドセルを購入するためのものです。この小学校入学祝品支給事業は、子育て世帯の経済的負担を軽減するもので、保護者からも非常に好評な事業の1つです。 そこで、気になるところがありましたので、質疑をさせていただきます。まず、契約の方法ということで、指名競争入札となっておりますが、指名条件の詳細はどうなっているのでしょうか。 あとは、質問席にて質問をさせていただきます。 ○議長(増渕慎治君) 小倉ひと美君の質疑に答弁を願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 小倉議員さんのご質問に答弁申し上げます。 本件につきましては、物品の調達でございますので、本市が定めた競争入札に係る発注区分に従いまして、紙による指名競争入札で執行をしたものでございます。 指名業者につきましては、筑西市競争入札参加業者指名選定委員会において選定しておりますが、その選定に当たりましては、市内業者でできるものは市内業者にという基本的な考えの下、市内業者の育成及び配慮の観点から、市内の本店、市内の支店の順に指名を優先し、入札参加への機会の確保と同時に、競争性の向上を図るため、指名業者数につきましても通常の7者よりも多い10者となりました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、取得予定価格2万7,280円とあり、限度額2,143万200円とあります。この限度額は、どのように決めているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 小倉議員さんのご質問にご答弁いたします。 まず、本事業につきましては、議員さんご承知のとおり、令和4年4月に小学校に入学するお子さんに入学祝い品としてランドセルをプレゼントする事業でございます。したがいまして、現時点におきましては購入数が確定しておりませんので、単価契約による契約としているところでございます。 ご質問の限度額の決定につきましては、予定価格、これ単価ですけれども、それに今年4月現在の購入予定数、来年度に小学校入学予定の児童数を掛けまして算出しております。予定価格1個当たり税込み2万8,050円に購入予定数764個を掛けまして、2,143万200円を限度額として設定をしております。 予定価格につきましては、入札実績のある事業所2者から参考見積りをいただきまして、予定価格としております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、今回の入札の詳細をご説明ください。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 今回の入札ですが、市内業者10者を指名する中、5者が辞退、2者が失格という状況でございました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 2者が失格となっているようですが、この失格の理由は何ですか。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 入札の執行に当たりましては、指名を受けた業者には本市からあらかじめ示した入札条件、設計書、仕様書等を吟味した上で入札への参加、あるいは不参加を個々の自由な意見によって決定をいただいているところでございます。 本件につきましては、仕様書におきまして所定の仕様確認書を定められた期日までに発注主管課に提出し、その内容について承認を受けなければ入札に参加をすることができないという条件を付している中、この2者につきましては事前の辞退の申入れもなく、また仕様確認書の提出もなかったことから、失格ということにしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、過去5年間のランドセルの入札についての詳細をご説明ください。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 平成28年度から令和2年度において執行いたしました本件の入札結果について申し上げます。なお、入札の方法につきましては、いずれの年度におきましても紙による指名競争入札でございます。 まず、平成28年度につきましては、7者を指名しまして、3者が辞退する中、4者の応札により入札が成立しております。 平成29年度は、7者を指名し、3者が辞退する中、4者の応札により入札は成立しております。 平成30年度は、7者を指名したものの4者が辞退、1者が失格となり、応札者の数が入札の成立規定数に3者、こちらに満たなかったために入札が不調となっております。 なお、受注者については後日実施しました2者による見積り合わせで決定をしたところでございます。 令和元年度ですが、10者を指名しまして、6者が辞退、1者が失格する中、3者の応札により入札が成立しております。 令和2年度は、10者を指名し、7者が辞退する中、3者の応札により入札は成立という状況でございました。 毎年度複数の入札辞退者が出ておりますが、市内業者の育成を念頭にできる限り別の業者に入替えながら入札参加の機会均等に配慮した指名選定を行った上で、適正に入札のほうは執行しておりますので、適切な競争の結果によるものというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) このところ10者指名しても、部長もおっしゃったように辞退が多いという状態が続いています。昨年も10者指名して、7者辞退しています。この辞退が多いというのは、何か問題があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 小倉議員さんのご質問に答弁いたします。 議員さんのご指摘のとおり、過去の入札において複数の辞退者が出ております。しかしながら、平成30年度を除きまして、入札の結果は成立いたしておりますことから、特段辞退者からのご意見の聴取などは行ってございません。 何か問題があるのではないかなとのご質問でございますけれども、このようなことから明確な理由は分かりかねる状況でございますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では次、議案第65号 「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第3号)」について質問をさせていただきます。 まず、議案書17ページ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業について伺います。この事業は、プレミアム付き商品券を販売する事業ですが、このプレミアム付き商品券の販売方法と1セットの内容など、詳しい説明をお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 小倉議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 今回の商品券は、全世帯の方が世帯1セット購入できるものでございます。全世帯に購入引換券、はがきを郵送します。購入引換券を持参いただければ、販売所である市内郵便局20局または道の駅グランテラス筑西にて商品券を販売いたします。 商品券1セットの内容でございますが、1万円分の商品券を5,000円で購入できるプレミアム率100%のものでございます。内訳は、中小店・飲食店専用券が5,000円分、大型店・中小店・飲食店共通券が5,000円分でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) たしか昨年1回目に発行したプレミアム付き商品券には、飲食店専用というものがありましたが、今回飲食店専用がないようです。これは、どういったことから飲食店専用を作らなかったのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 今回につきまして、飲食店専用、飲食店だけというものではなくて、中小店、飲食店、どちらでも使えると、そのときに何で飲食店専用券が必要だったかといいますと、そのとき飲食店がコロナにより皆さんちょっと行けないような状況もありましたので、作ろうという形でやったのですが、飲食店専用に対して飲食店専用券は要らないという方も何人かおりましたので、今回につきましては中小店と飲食店も使えると、大型店につきましても中小店、飲食店全部使えるというような形で作成しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、ほかの市町村では、例えば商品券3,000円分を無料で全世帯へ配付している自治体もあるようです。今回も販売という形を決定したのですが、全世帯への無料配付というのは検討されたのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 コロナ禍の影響によりまして、市内の商店や飲食店でお金を使うことが減ってしまっております。市内全体の景気を悪化させる要因となっていると思われます。 プレミアム商品券を発行することによりまして、プレミアム分以上の経済効果があるため、日常の消費以上に商品券がきっかけとなったプラス消費や、また市民の皆様にもご負担いただくことにより、より多くの経済効果が期待できるものと考えております。 また、配付方式を採用した場合なのですが、全世帯の配付となりますと簡易書留の費用負担が大きい、それと対象者の手元に届くまでの時間を要することもあります。配付方式の検討は、そういうこともありまして、今回は行っておりません。 プレミアム率100%というお得な商品券でございますので、多くの皆様にご利用いただき、地域経済の回復を図りたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、このプレミアム付商品券発行業務委託料の詳しい説明をお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 今回の補正予算要求額のうち委託料は、4億224万9,000円を計上しております。内訳でございますが、下館商工会議所に商品券の換金分として事業費委託3億8,000万円、商品券等の印刷や換金、請求等に関わる事務委託として1,338万7,000円、合わせて3億9,338万7,000円を委託する予定でございます。 また、販売委託料としまして、日本郵便株式会社に150万円、株式会社ちくせい夢開発に55万3,000円を、それと全世帯に発送する購入引換券等の作成、宛名印刷委託として市のシステム委託業者に680万9,000円を見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この商品券の発売時期はいつ頃を見込んでいるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 商品券の発売期間については、10月1日から10月31日を予定しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 使用期間は、いつ頃を予定しているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 利用期間につきましては、発売日の10月1日から1月31日までの4か月を予定しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) たしか昨年、前回の販売のときは販売している期間中に緊急事態宣言か何かがあって、外出の自粛要請みたいなのが出ていた時期があったかと思います。そういった時期と利用期間が重なってしまった場合、利用期間の延長なども考えているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 今のところは考えておりません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 自粛要請が出ているときに消費喚起と相反するものがあると、使いたくても使えない状況も出るかと思うので、そういった利用期間の柔軟な対応も必要ではないかと思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。          〔12番 小島信一君登壇〕 ◆12番(小島信一君) 小島でございます。私は、議案第60号について伺います。 協和中学校のプール整備工事に関する入札案件です。中学校プールの整備は、近年工事額が膨らんでいます。義務教育プールの今後の計画は、小学校のプールを中学校のプールに集約する方向に進んでいます。27あるプールが6つに集約されるのですから、全体コストは軽減します。これからの中学校のプールは集約する分、年間の使用期間の長期化、また小学生低学年対応もできる汎用性が求められ、当然建設費も膨らみます。今日、このたびの協和中学校のプール整備は令和3年度、令和4年度の継続費で合計6億6,000万円かかります。入札も重要さが増してきています。 質問の趣旨は、25メートル6コース、屋根つきという同規模同規格の中学校プールの建設工事は、これまで明野中学校、そして関城中学校とありましたが、落札価格、つまり契約金額に大きな開きがありましたので、その理由をただすことです。 まず、平成30年に整備された明野中学校のプールの建設工事ですが、こたびの協和中学校のプール整備に相当する工事費は約4億1,000万円となります。この数字は、私がこれまで執行部のほうから頂いた資料から推定した数値ですので、正確ではありません。議案第60号の資料では、協和中学校の工事は約4億7,000万円です。そうしますと、当時としては、これは私の見解ですが、最新設備の明野中学校のプールと比べても約6,000万円も工事価格が膨らんでいます。この要因は、どのように説明できるかお伺いします。 あとは、質問席にて続けます。 ○議長(増渕慎治君) 小島信一君の質疑に答弁願います。 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 小島議員さんのご質問に答弁申し上げます。 今般の議会の議決を要する案件でございますけれども、協和中学校プール整備工事(建築)につきましては、既存の50メートルプールの解体工事と建築工事を合わせての発注であります。仮契約の金額は、税込みで4億7,080万円でございます。また、電気設備と機械設備の工事費は含んでございません。 明野中学校のプールの建築工事費と約6,000万円の差額が生じている理由につきまして、申し上げます。プールの槽につきましては、明野、協和中学校とも同じでございます。可動式の床で、長さ25メートルのステンレスプール、屋根が整備してあり、屋根の一部が可動式でございます。 しかしながら、明野と協和につきまして地盤の状況や建物の形状及び建設資材の価格の上昇、さらには年度の違いによりまして消費税の引上げにより金額の差が生じております。これらは、設計に当たり学校側との協議の中でプール建屋の湿気の解消や日差しが強いために日陰を増やした設計にしてほしい等、使用する学校側の意見も取り入れた関係から、屋根の形状や壁材の検討などを行った結果と考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 分かりました。仕様の多少の変更もありましたと、消費税当然上がりました、資材の上昇分もありましたということですね。 こたびのプール整備には、既存プールの解体工事も含まれていると今部長おっしゃいましたけれども、もう1度お伺いしますが、間違いないでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 既存のプールの解体工事も含んでおります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 今の段階で解体工事価格と本体工事価格を、これを別々に明示するということはできないのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 協和中学校プール整備工事(建築)におきましては、建築と解体工事を合わせて発注にて仮契約を結んでおります。 そのうち解体工事を除いた額等、内訳につきましては、工事の検査が終了するまで非開示となっておりますので、公表は差し控えさせていただきたいと思います。何とぞご理解願いたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 分かりました。本体工事、解体工事価格、それぞれ分かればもっと詳しい比較ができたのですが、次に参ります。 昨年度、令和2年度には関城中学校のプールが整備されました。関城中学校の場合、既存プールの解体工事と本体工事は分離して計画されています。こちらは分離発注なのです。解体工事が約4,700万円、本体工事が約4億2,100万円、合計で4億6,800万円としますと、金額的にはこたびの協和中学校約4億7,000万円とあまり変わらないのです。こことはあまり変わらない。しかし、発注方法、解体工事と本体工事を協和中学校では一体、関城中学校では分離発注、そこの理由、今回は一体発注になっているその理由を伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 先に関城中学校の解体及び建築工事についての分離発注をした経緯をご説明させていただきます。当初は、令和元年度に解体工事と整備工事を一括で発注し、単年度で施工する予定でありましたが、猛暑対策といたしまして、令和元年度に市内小学校全校にエアコンを設置するということを最優先課題として第一に取り組んだことにより、結果的には関城中学校プールの解体工事を令和元年度に実施し、令和2年度に整備工事のほうを実施いたしました。 一方、協和中学校の既存プールの解体と整備工事を一括発注する、令和3年度と令和4年度に継続費を含みまして発注している理由でございますけれども、一括で発注することにより工期が短縮でき、授業でプールが使用できなくなる期間を少なくすることができるということが理由に挙げられます。 また、一括発注することにより現場のほうの仮囲いの設置回数を減らせる、また解体した後も整地等を省くことにより工事価格を抑えられるということもございます。 以上のことで一括発注というふうにしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 分かりました。 ネットで今回の入札情報を調べてみました。そうしますと、落札率が98.17%、比較的高い落札率だと思います。応札業者は2者が応札、少ないと私は感じていたのですが、この応札業者の数と落札率という、この高い落札率、これは因果関係はあるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 小島議員さんのご質問に答弁申し上げます。 結果として落札率が高く、応札した業者が少ないという状況でございましたけれども、この入札に関しましては電子による一般競争入札で取り扱ったものでございます。誰が入札に参加するかが分からないという状況の中で行われておりますので、秘匿性、競争性については十分確保されておりますので、適正な競争の結果であるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。          (「はい、分かりました。質問は以上です」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。          〔5番 石嶋 巌君登壇〕 ◆5番(石嶋巌君) 5番 石嶋巌。議案第59号「財産取得について」議案質疑を行います。先ほど小倉議員がありましたので、議長のほうからも重複する質問は遠慮してくれということがありましたので、質問内容を絞って議案質疑を行います。 先ほど競争入札で答弁がありましたが、辞退した辞退理由は分からない、相手方ですから、分からないのが当然かなと思いますが、失格した2者があったということで、平成30年、令和元年にそれぞれ1者ずつ失格があった、合計4者が失格ということで答弁ありましたが、この4者の失格要件を再度お聞きするのと同時に、それぞれこの4者は別々の会社かどうか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 石嶋巌君の質疑に答弁願います。 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 石嶋議員さんのご質問に答弁申し上げます。 先ほどもちょっと答弁をさせていただいたところですが、入札の執行に当たりましては指名を受けた業者は本市があらかじめ示した入札条件、設計書、仕様書等を吟味した上で入札への参加、あるいは不参加を個々の自由な意思によって決定をしているところでございます。 仕様書において、所定の仕様確認書を定められた期日までに発注主管課に提出し、その内容について承認を受けなければ入札に参加することができないという条件を付している中、辞退の事前の申入れもなく、仕様確認書の提出もなかったことから、それぞれ失格というふうに取り扱ったところでございます。 なお、失格した業者名については公表を差し控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 業者名は結構ですので、それぞれ過去に4者失格してあるわけですが、この4者は同じ会社が4回やったのか、それぞれ4者が4回失格したのか、その内訳について伺います。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 4者の業者、それぞれ別の業者でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) その仕様書の提出が遅れて失格したという、そういう業者が4者ということが今答弁で分かりました。そうした業者に対して、行政側としてはどのような対応をしているのか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 特に辞退も含めてですが、失格した業者に対する罰則というものはございません。入札への参加、あるいは不参加については指名を受けた業者の自由な意思によって決定をされているため、失格に至ったとしてもやむを得ないものというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 分かりました。 それで、先ほども購入数ということで764個という回答がありました。この中で、転入等を考えられると思うのですが、予備数、それと6年間ランドセル使うわけですから、その6年間で壊れた場合の修理費、これに対する父母負担なのか、無償修理なのか、その点を伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 石嶋議員さんのご質問にご答弁いたします。 先ほど764個ということで、購入予定数ということでお答え申し上げましたけれども、予備は今のところ11個予備を用意してございます。 もう1つのご質問で、6年間使う際の修理ということでございますけれども、これは購入する業者さんのほうで6年間の修理を対応をお願いしております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 購入する業者のほうで修理の対応をお願いしているという答弁ありましたが、それは有償か、無償か、お聞きします。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長
    ◎教育部長(古幡成志君) 対応は無償での対応となっております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 分かりました。無償ということで、先ほど小倉議員のほうからもありましたけれども、新入児童に対する父母負担を幾らかでも軽減する、そうした配慮といいますか、心配りが必要かと思います。 それで、先ほど平成28年から令和2年までの5年間の入札とか、辞退とかありましたが、この5年間の中で購入業者は何者か伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 購入業者のほうは1者でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 確認しますけれども、そうしますと5年間、このランドセルの購入は1者のみということでよろしいですね。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁します。 5年間、1者でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) では、次の質問行きます。仕様でランドセルの色が赤と黒ということですけれども、親御さんの中からほかの色の要望とか、それはあるいは色の多様性に対する検討はされているのかどうか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 他の色の希望やその検討はということでございますけれども、本年度調達する分につきましてはこれまでどおり黒と赤の2色を予定してございます。 なお、近年市販のランドセル等も黒や赤以外に青やピンク、茶色など、カラーのバリエーションが豊富になっております。次年度以降につきましては、カラーバリエーションについても検討をしてまいりたいと考えております。 先ほどちょっと答弁が足らなくて、6年間の保証と申しましたけれども、児童生徒さんの故意の損傷に対しましては、その修理に対して有償ということにさせていただいております。すみません。答弁付け加えます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) このランドセルの無償提供の導入時点では、色も赤と黒でよかったかと思いますけれども、時代が進み、市民の意識も変化してきます。そういう意味で、まさに今多様性を尊重する時代にもなっておりますので、そうした要望にきめ細やかに答えていくことが必要かと思います。そのことを強調しまして、議案質疑を終了いたします。 ○議長(増渕慎治君) 以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第59号から議案第67号までの9案は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。 ここで休憩いたします。                                休  憩 午前10時57分                                                                              再  開 午前11時14分 ○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、日程第2 議案第68号「地方独立行政法人茨城西部医療機構中期計画の変更について」及び議案第69号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」について、以上2案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第68号について、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第68号「地方独立行政法人茨城西部医療機構中期計画の変更について」ご説明申し上げます。 この中期計画の変更は、市が旧筑西市民病院の解体を実施するに当たり、現在は茨城県西部医療機構の財産となっております旧筑西市民病院の土地及び建物の一部につきまして、市に返納を予定していることから、地方独立行政法人法第26条第1項後段の規定により、茨城県西部医療機構が中期計画を変更しようとするものであり、同法第83条第3項の規定により、市長が中期計画の変更を認可しようとするときはあらかじめ議会の議決を得る必要があるため、中期計画の変更の認可につきまして議決をお願いするものでございます。 地方独立行政法人の中期計画につきましては、地方独立行政法人法第26条第1項の規定により、設立団体の長が定めた中期計画に基づき、この中期目標を達成するための計画を作成し、設立団体の長の認可を受けることとされており、計画を変更する場合も設立団体の長の認可が必要となります。地方独立行政法人法第26条第2項には、出資等に関わる不要財産または出資等に関わる不要財産となることが見込まれる財産がある場合には、当該財産の処分に関する計画を中期計画に定めることとの規定があり、旧筑西市民病院の土地及び建物の一部を茨城県西部医療機構から市へ返納を予定していることから、当該事項を記載するものでございます。西部医療機構の中期計画を変更するためには、市長の認可を受けることが必要ですが、市長はあらかじめ地方独立行政法人茨城県西部医療機構評価委員会条例の規定により評価委員会の意見を聞くこと、地方独立行政法人法の規定により議会の議決を得ることが必要となります。 中期計画変更の内容は、議案書2ページの別記にありますように、第11を第12とし、第10第3項「第10 料金に関する事項」を「第11 料金に関する事項」に改め、第10を第11とします。 また、第9を第10とし、第8中「重要な財産」を「前記の財産以外の重要な財産」に改め、第8を第9とします。 第7の次に次のように第8を加えます。「第8 出資等に係る不要財産の処分に関する計画」、「法人の有する財産のうち不要財産となることが見込まれる土地及び建物について、地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第42条の2第1項の規定により、2022(令和4)年度以降、市に現物納付する。」。 最後に、附則でございます。この計画は、地方独立行政法人法(平成15年法律第118号)第26条第1項後段の規定による市長の認可の日から施行することとしています。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、議案第69号について、まず山口企画部長。          〔企画部長 山口信幸君登壇〕 ◎企画部長(山口信幸君) 議案第69号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」についてご説明をいたします。 予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,496万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ448億7,346万5,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年6月11日提出でございます。 今回の補正予算につきましては、補正予算の提出の準備を進めていたものの中で、開会日の提出に間に合わなかったものなどを追加し、提案をさせていただくものでございます。 内容といたしましては、ワクチン接種者を除く全市民を対象とした新型コロナウイルス感染症検査の経費、また新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困窮する女性に対して配布する生理用品の購入経費、さらには市税についての更正の請求による還付金、この3つでございます。 それでは初めに、企画部所管の補正予算についてご説明を申し上げます。10ページ、11ページを御覧いただきたいと存じます。歳入歳出補正予算事項別明細書2の歳入でございます。まず、款の15国庫支出金、項4交付金、目2総務費交付金、節の15新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金1億734万2,000円の増額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症対策地方創生事業といたしまして、ワクチン接種者を除く全市民を対象とした新型コロナウイルス感染症の検査事業、それと生理用品の配布事業、こちらに財源充当するものでございます。 次に、款19繰入金、項2目1節1基金繰入金、説明欄1財政調整基金繰入金6,912万1,000円の増額は、今回の補正予算の収支調整によるものでございます。 企画部所管の補正予算については、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、渡邉税務部長。          〔税務部長 渡邉千和君登壇〕 ◎税務部長(渡邉千和君) 議案第69号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」につきまして、税務部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 補正予算書12、13ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書3、歳出でございます。款2総務費、項2徴税費、目2賦課徴収費、説明欄、過誤納付還付事業6,912万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。過誤納付還付事業につきましては、法人市民税の予定納付分や個人市民税の医療費控除等の過年度還付分に対応するため、当初6,000万円を予算計上しておりましたが、5月31日、1つの事業所から、平成27年度から平成30年度まで4事業年度分の法人市民税について更正の請求があり、6,912万800円の還付が生じました。 還付が生じた原因といたしましては、更正の請求のあった4事業年度分の外国税額控除については、更正の請求前につきましては国の法人税のみで控除されておりましたが、今回外国での所得額の減額修正により、地方税においても外国税が控除されることになったため、還付が生じたものでございます。 補正額といたしましては、今回請求のあった6,912万1,000円の増額をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第69号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」のうち、保健福祉部所管の補正予算について、ご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款21諸収入、項6目6雑入、説明欄52、簡易PCR検査自己負担金1,850万3,000円の増額をお願いするものでございます。 これは、今回実施予定の新型コロナウイルス感染症簡易PCR検査における自己負担金によるものです。 次に、12ページ、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、説明欄、新型コロナウイルス感染症対策事業1億2,299万6,000円の増額をお願いするものでございます。これは、市民等を対象とします簡易PCR検査の事業費でございます。 検査の概要でございます。希望者に検査キットを送付し、回収場所に提出いただきます。検査の結果、低リスクと判断された方には引き続き感染予防に努めていただき、高リスクと判断された方にはさらに追加検査を行い、陰性、陽性を確立するものでございます。 事業費の内訳としましては、職員手当等111万円、需用費448万円、役務費1,958万6,000円、委託料9,722万円、使用料及び賃借料60万円を見込んでおります。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、岡本こども部長。          〔こども部長 岡本はるみ君登壇〕 ◎こども部長(岡本はるみ君) 議案第69号のうち、こども部所管の補正予算についてご説明申し上げます。 補正予算書12ページ、13ページをお開き願います。事項別明細書3、歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目19新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業費、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業に284万9,000円の増額をお願いするものです。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で困窮し、経済的な理由で生理用ナプキンを購入できない女性の負担軽減を図るため、無償で配布しようとするものでございます。 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 以上で議案第68号及び議案第69号の説明を終わります。 質疑を願います。 18番 尾木恵子君。          〔18番 尾木恵子君登壇〕 ◆18番(尾木恵子君) 議案第69号からお願いします。ページ数、12ページ、13ページです。今のこども部の説明のところなのですけれども、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している女性に生理用品を無償配布するということであります。私ども公明党も5月17日に緊急の要望を出させていただきました。これもコロナ禍における女性の負担軽減に関する緊急要望ということで出させていただきました。本当にすぐにこのように補正を組んでいただいて、対応していただいたことにまず感謝申し上げたいと思います。 その中で、やはりただ漠然と生理用品の無償配布というご説明でしたので、もう少し詳しくこの事業の内容、これをお聞かせいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(増渕慎治君) 尾木恵子君の質疑に答弁願います。 岡本こども部長。 ◎こども部長(岡本はるみ君) ただいまの尾木議員さんの質問にご答弁申し上げます。 配布方法ですけれども、市内の小中学校につきましては生理用品を小学校のトイレに配置いたしまして、そこで困っている女子生徒の方に使っていただくような形にしようと想定しております。 また、高校生から、それからそれ以上の女性の方に対しましては、窓口で配布する予定でございます。その窓口といたしましては、市役所内の総合窓口、それから3支所、川島出張所にて配布する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 18番 尾木恵子君。 ◆18番(尾木恵子君) すみません。人数的には、これはどのぐらいを想定しての金額になっているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長(岡本はるみ君) 小中学校及びそれ以上の方につきましては、困窮していると思われる人数を1,348人と想定してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 18番 尾木恵子君。 ◆18番(尾木恵子君) 今、小中学校のトイレにということで、高校生以上は窓口にということなのですけれども、今回本当にこれ全国的にもいろいろ展開をされていまして、いろいろ意見等もありますけれども、やはり今回は経済的に困窮する家庭という部分への援助というか、支援になっているわけですよね。そういったときに、小中学校のトイレに配置していてどうなのかなという部分も課題として挙げられているところかと思うのですが、その辺はどうして小中学校のトイレに配置するというふうに決まったのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長(岡本はるみ君) 小中学校での生理用品の配布については、これまでも教育委員会から各小中学校の養護教諭、保健室ですね、そちらのほうに既にお困りの方に対する配布ということではナプキンは置いてございました。今回なかなか毎回そういうふうに口に出せないような小中学生の女子生徒に対しても、自由に持っていっていただけるような形でトイレの中に配置してはどうかというふうにただいまのところは考えているところでございます。まだこれにつきましては、詳細までは決定してございませんので、これから教育委員会やいろいろなところのご意見を聞きながら決定していきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 18番 尾木恵子君。 ◆18番(尾木恵子君) 今回は、国の交付金というか、それも活用してという部分だと思うのですけれども、要するに防災用の備蓄とか、そちらのほうもちょっと要望していたのですけれども、その辺はどのように考えているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長(岡本はるみ君) 防災用品として、生理用品の備蓄も既に平成26年度からされていると担当部署からは聞いております。そちらの活用についても、大変申し訳ありません。これからその活用をどういうふうにしていこうかということも検討をしていく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 18番 尾木恵子君。 ◆18番(尾木恵子君) 今回小中学校は、各トイレのほうにということなのですけれども、今回コロナの影響で経済的にという部分の負担を少なくする部分のご支援ということなのですけれども、結局トイレにずっと置くということは、今回のコロナ禍が、例えば終わったとしてもそれは続けるようになってしまうのではないかと思うので、その辺も含めて今後しっかりとまた検討をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 議案第69号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第4号)」、新型コロナウイルス感染症対策事業について質疑をさせていただきます。 簡易PCR検査ということですが、この事業のもう少し詳しい説明をお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 小倉ひと美君の質疑に答弁願います。 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 小倉議員さんのご質問にご答弁申し上げます。 簡易PCR検査法につきましては、対象者へ検査事業周知及び検査申込みの通知を発送いたしまして、同封された返信用封筒で申し込んでいただくようになります。検査申込みされた方へ検査キットを発送いたしまして、唾液を採取した検査キットを指定の場所にお持ちいただくような形になります。その後、検査の結果等を通知する形で、高リスクの方には新たにPCR検査を実施する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) この簡易PCR検査という話を聞いたときに、例えばコロナに感染したかもしれないという心配な方、感染拡大地域へ仕事の出張などで出かけたとか、自分がもしかしてかかっているかもしれない、高齢の両親の元へ帰るときに念のためPCR検査を受けたいなんていう方への助成と捉えたのですが、そういった検査で、心配なときに心配な方が受けられる検査という認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 市民の方の安心安全の確保のために、ご希望の方に無料で簡易PCR検査を実施するということでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) ということは、心配なときにいつでも受けられる検査という認識で間違いないですか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) お申込みをいただきましてから検査キットを郵送し、その唾液を採取していただき、指定の場所にお持ちいただきまして、それを検査センターのほうにお願いしまして、結果通知をご連絡するような形になります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、例えば来月出張があって、感染拡大地域から帰ってきました、感染の可能性があるかもしれない、周りに迷惑かけたら大変だから、これを申し込んで検査キットが来ました、回収場所ということで、それはいつでも回収して検査をしてもらえるということでよろしいですか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 検査キットの回収は、水曜日から土日を含めた日曜日までを予定してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) これは、毎週検査の回収があるということで間違いないですか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 検査の期間としましては、7月上旬から8月上旬ほどを見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、まだ64歳以下の方のワクチン接種は8月上旬ぐらいでは始まるか、始まらないかぐらいかと思うのですけれども、ワクチン接種をしていない市民への安心のためということで、8月上旬までというのはちょっと矛盾があるのかなと思うのですが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 まず、市民の方に、心配な方には1度簡易PCR検査を受けていただきたいということで日程等を設定いたしました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 市民の方1人1回ということなので、もし8月以降にそういった心配が生じた場合、検査の回収日が終わってしまった場合、そういった方への対応というのは考えていないのですか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 今回上程しました補正予算につきましては、議決をいただいた後検査会社の業者等と詳細のほうは設定する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) この検査の回収というか、期間はもう少し長期的に見なければ不安な市民の方への補助という意味ではちょっと足りないのではないかと思いますが、この検査のそもそもの目的、心配な方が心配なときにいつでも受けられる検査ではないような気がしますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 ワクチン接種が現在高齢者の方向けに進んでいる中、茨城県や筑西市がコロナが蔓延していた時期ということでしたので、早めの検査を実施し、市民の方の安心安全の確保に努めたいということで今回上程させていただいたことでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) この感染症、いつ感染するか分からないという面もあり、人と人との接触がある限り感染の可能性というのはゼロではないと思います。現時点での不安がある方、それから今後活動状況によっては不安になる方もいると思いますが、回収日、回収期間とかがワクチン接種を考えても不足しているのかな、検査自体が本当の市民の安心安全のためというのにはちょっと違うのかなという気がしますが、いかがでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 検査の実施、回収の期間等はまだ確定ではございませんので、議会の議決後に業者等との打合せ等を開始したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この事業、この簡易検査を決定するに当たり、医師や感染症の専門家、またPCR検査の専門的知識がある方などからのご意見など、またご提案があってこの事業を決定したのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 検査の実施、内容等につきましては、医師会の先生方や保健所等とも協議しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) その協議の中でのご意見はどういったご意見があったのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 当初こちらを考えましたときは筑西市も、感染拡大市町村で感染が拡大している状況でございましたが、現在ですと茨城県も筑西市も含めまして、感染が落ち着いてきている状況であることは事実であるところであります。ある先生からは、そういった感染が、ある程度蔓延をしているときにやるのが一番いいのですが、ただそれはいつかというのは読めないので、ある程度予測を立ててやることは仕方ないかなというような考えをこちらではいたしました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、この検査の目的というのは、現在この地域にコロナの感染者、無症状の方がいるかもしれないという前提で行う検査という認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 コロナの感染は、ご自身でも気がつかないところがあるというふうに、無症状の方もいらっしゃいますので、そういった中、もしかしたら自分が無症状で感染して、ほかの家族や職場でうつしてしまうのではないかというような心配、学校等のクラブ活動でもしかしたら感染したのではないかというような心配、そういった市民の方等の安心安全の確保のために検査を実施していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、この検査は、例えば濃厚接触者には当たらないけれども、感染者と接触があった。また、先ほども言いましたが、感染拡大地域へ仕事などの都合で出かけて感染が心配されるという方に対して助成を行う事業とは異なる事業という認識でよろしいでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 濃厚接触者につきましては、保健所の判断によりまして、行政検査を実施いたします。また、ご自身がそういった感染した方との接触により心配な方というのは、診療所等のほうでご相談を受けていただきまして、医師の医学的判断の下検査を実施するかどうかを決めている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、先ほど私が言ったように心配な方が心配なときにいつでも受けられる検査ではなく、現在のこの筑西市の中で無症状の感染者がいるかもしれない、そういう人たちを早めに発見し、感染拡大を防ぐという意味での検査ということでよろしいでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 検査を希望される方のその希望の理由につきましてはご本人の考え方、ご家族の考え等があると思いますので、そういった、こういった理由だから、検査ができます、こういった理由だから、検査ができませんというのではなくて、市民等誰でも希望する方に検査を実施していきたいというような事業でございます。 以上でございます。
    ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 希望の方ということで、この回収期間過ぎた後の追加の回収期間を設けたりとか、例えば月ごとに2回ぐらい回収日を設けるとかという、この事業1回だけで終わってしまうことなのか、それともある程度状況に合わせて回収日などを何回も設定するような状況に合わせた柔軟な事業なのか、お願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 今回の補正予算の金額の設定につきましては、ある程度一定期間ということで、日数を計算した上で予算を計上してございますので、その予算の日数の範囲内であれば検査を依頼する会社との協議により進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、予定されている回収日に想定よりも少ない回収だった場合、2回目、3回目があるということでよろしいですか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 検査の回収日につきましては、現時点ではまだ議案決議いただいてございませんので、検査を依頼する会社とは全然そういった協議はしてございません。あくまでも議決をいただきました後に協議を進めていく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、この検査の本来の目的、現段階でどの程度市内に蔓延しているかを見つけたいという検査ですと、より多くの方に一斉に検査を受けていただかなければ蔓延防止の意味からは、検査の成果が得られないのではないかと思います。そうしますと、回収日が2回目、3回目があるとすれば、この検査の本来の意味が失われてしまうのではないか、一斉に受けていただかなければ現在の蔓延している状況、どういう状況なのかが分からないと思います。 また、2つのこの事業はそういう意味では心配なときにいつでも受けられるものと一斉に蔓延がどの程度になっているかを見極めたいという検査でしたらば、別々に行う必要があるのではないかなと思います。逆に現段階での蔓延状況を調べるのであればより多くの方に、本当に全市民に受けていただくというような選択肢があるかと思いますが、それが曖昧で、結局今回は想定より半分以下だった、10分の1だった、2回目やりましょうとなると、もともとの議案で出ている本来の意味がなくなってしまうかと思います。でしたら、きちんと心配なときにいつでも受けられる検査のほうが市民としては期待している事業ではないかなと思うのですが、その点いかがでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 今回の検査につきましては、小中学校、保育園、幼稚園、高校等から児童生徒さんを通じ、ご家族に通知をいたしまして、できればご家族単位で受けていただけるような通知を作成する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) そうしますと、やはり2回目の回収日、3回目の回収日と期待はできないような事業という認識でよろしいでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 まずは、市民の方、1度ご家族を含めまして、在勤、在学者も安心安全のために検査を受けていただきたいという事業でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 1度は受けていただきたいということで、しかしこの場合ですと1人1回無料でということで、なかなかPCR検査は自費で受けるとなるとお医者さんからの紹介がないと自己負担になってしまうので、高額になると思います。本当の意味での市民の安心安全のためというのであれば、心配なときにいつでも受けられる事業と二本立てで考えるべきではないかなと思いますが、そういった心配なときにいつでも受けられるというのは、今回ご検討はされたのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 令和2年度から実施しております高齢者向けと、あと基礎疾患のある方等の心配なときの事業ということで検査を希望される方に自己負担は5,000円であるのですが、そういった心配な方にはという事業は実施してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 65歳以上の方、今後ワクチンの接種が進むので、心配が少しは減るかなと思います。心配になってくるのは、64歳以下のまだまだワクチン接種が見通せない方々だと思います。そういった方に安心して暮らしてもらうためには、やはり必要なときに心配な方がいつでも受けられる事業も考えるべきだと思います。 以上で質問は終わります。 ○議長(増渕慎治君) ほかにございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) 以上で議案第68号及び議案第69号の質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号及び議案第69号は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、ご連絡いたします。14日、15日、16日の常任委員会は、午前10時から全員協議会室にて審査を行います。 また、最終日の討論通告でございますが、通告用紙をお手元にお配りしております。17日の正午まで、時間厳守の上、文書にて通告されますようお願いいたします。 本日の会議はこれにて散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午前11時59分...